漆繕い(割れ)のある根来椀 d12.8cm Lacquer Restored Negoro Red and Black Lacquered Wooden Covered Bowl 17th-18th C
¥10,000 税込
残り1点
近世の根来の椀。
もとは四つ椀だったものと思われ、本品はそのうち内側の2点でしょう。
身と蓋の高台内に朱漆で同じマークが記され、同じ場所の什器として用いられてきたことがうかがい知れます。
椀には割れが生じ、朱漆で補修されたものの、さらに亀裂が入ってしまったようです。
漆による補修自体も古そうで、江戸時代にさかのぼるものではないかと見ています。
実用品として見れば欠陥品となるでしょうが、この割れや古い繕いもひとつの見どころとしておおらかにお楽しみいただきたいポイントです。
使用によって表面の朱漆が擦れて、その下に塗られていた黒漆がところどころから顔をのぞかせています。
赤と黒のコントラストと合わせて、内側の朱漆や高台内の黒漆に生じた断文(だんもん)や経年変化による風合いをぜひお楽しみいただければ幸いです。
状態:身(椀)の割れを朱漆による古い補修、ひび割れ。
椀径 12.8cm
高さ(椀)5.3cm
蓋径 11.8cm
高さ(蓋)3.8cm
通高 8.4cm
重さ 約100g
漆器
日本
江戸時代前期~中期 17~18世紀
A red and black lacquered wooden covered bowl.
Lacquer on Wood
Japan
Early to Middle Edo . 17th-18th C
Condition : A crack, once red lacquer restored.
h8.4cm
(Bowl)
d12.8cm
h5.3cm
(Cover)
d11.8cm
h3.8cm
We ship worldwide. Please contact us for overseas shipping.
(We might be able to offer better shipping charge.)
-
レビュー
(2)
-
送料・配送方法について
-
お支払い方法について
¥10,000 税込